【大田区のハナシ #14】「花火の祭典のハナシ」

大田区のwebサイトで、6月15日付で発表になったのですが、大田区の花火大会が復活します!

大田区では、毎年8月15日になると、多摩川下流の河川敷を会場にした花火大会が開催されていました。
こちらは、いわゆる全国花火大会のようなものではなく、大田区が主催する「大田区平和都市宣言」の記念事業の一環として行われている行事です。

とはいえ、まじかで鑑賞できる打ち上げ花火は本格的。とても馬鹿にはできません。
大田区民のみならず、近隣の区や県をまたいで、いつもは閑散とした最寄り駅を観客が埋め尽くし、花火を見る絶好のロケーションは不動産のセールスポイントにもなっていたということは、以前にもご紹介したとおり。

ゆうに5年ぶりの開催になります。

多摩川を挟んで神奈川県との県境に位置する、京浜急行「六郷土手」駅から徒歩で5分程度。
急に視界が開ける錯覚と開放感。多摩川を一望しながら、暮れかけた夜空に花火が打ち上げられます。
興味を持たれたそこの貴方、お目が高い。決して損はいたしませんよ。

ただ当日は、とてつもない人出が予想されます。
最寄りの駅から多摩川の会場まで、正直、道は広くありません。
そこにごった返す人の波、5分で行ける道のりも埋め尽くされる始末。
劉玄徳に付き従い、「長坂坡」での逃避行を味わうような経験に、やきもきするかもしれません。
例年なら日中からイベントも行われており、比較的空いているので、もしかしたら昼から待機するのもいいのではないかと思います。


令和5年大田区平和都市宣言記念事業「花火の祭典」
場所:大田区西六郷四丁目地先(多摩川河川敷)
時間:18:30~20:00(花火打ち上げは19:30から)

最寄り駅は京浜急行「六郷土手」です。
またバス停では、京浜バス「六郷橋」が最寄りになります。
東急バス「六郷土手」もあるのですが、当日は渋滞緩和のため夕方から運休になるようです。ご留意ください。

紹介

ーー東京都大田区。 大田区で育ち、大田区に魅入られた者が、文筆活動をつうじて大田区の魅力を勝手にお伝えいたします。