Writings
今までに書いたものの一覧です。
お話を抜粋したサンプルで試し読みができますので、是非ご覧ください。
また、こちらはすべて「Amazon Kindle」でお読みいただけます。ご興味がございましたら是非ご覧ください。
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群衆の中の猫
気が滅入りそうな長雨が続く、梅雨の時期。
ある夢を契機に、カケルの身辺で静かに起こる不思議なできごとの数々。
やがてカケルが経験した事件をきっかけに、日常からは、まるで遠い世界に身を置くことを余儀なくされる――。
これは、望まずして獲得した能力に翻弄されながらも先へ進む、ある青年の物語。
文庫版(A6) 264ページ (55,235文字)
2022/11/20発行
文学フリマ東京35出店
『賢 治』
通い始めた学校にも慣れ、夏を前にしたある日常。
少年・賢治には、誰にも語ることがない過去があった。
賢治の過去にある記憶、義姉の死という事件。
賢治が願うただひとつの幸い、「普通」は、日常の歯車が小さくずれただけで非日常へと変貌してゆく。
賢治の過去から、「普通」の日常が侵害されたとき、彼は静かに動き出した。
これは少年の身の回りで起きた、夏が近づいた季節、数日間の出来事。
文庫版(A6) 122ページ (23,928文字)
2021/11/23発行
第33回文学フリマ東京出店
『-Where do I begin-』~大田区幻想奇譚異見~
『邑』は今、かつてない危機に瀕していた。
肥沃な土地に進軍する敵に対し、皆を守護する戦士として、若者は争いに身を投じる。
若者が見た生と死、決着のその先に待っていたものとは。
表題作 「Where do I begin」 のほか、 集落を襲った獣の追跡劇とその顛末を書いた 「Livin’ on the edge」 、少年と少女が星降る土地への旅のなかでの経験をつづる 「Hello,goodbye」 の三篇をお送りいたします。
文庫版(A6) 156ページ (31,378文字)
2021/5/16発行
第32回文学フリマ東京出店